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「離島」の自然や文化にフォーカスを当てた新たなるイベント展開“Remote Island Project”『春爛漫!♪新潟・佐渡島』二日目の報告です。②

◆活動報告◆

5/17(土)~5/18(日)

「離島」の自然や文化に

フォーカスを当てた

新たなるイベント展開

“Remote Island Project”

『春爛漫!♪新潟・佐渡島』

二日目の報告です。

【二日目前編・2/3回目】

前日の

ぐずついた天気から一転し

朝から素晴らしい太陽が

我々を迎えてくれました♪

ほぼ日の出と共に起床し

早朝の散歩に出かけました。

加茂湖と両津港に挟まれた

この椎崎温泉付近一帯の

野山と水田地帯には

野生のトキが

多数生息しているとの情報を

得ていました。

前日、宿舎(あおきや)の

従業員さんからもらった

手書きのマップを頼りに

付近の水田地帯をぐるりと

歩いてみることにしました。

前日の

「トキの森公園」見学以降…

参加者御一同

「野生のトキが見たい❢」

という思いが

どんどん強くなっており

完全に

「スイッチが入っている」

状態です(‘◇’)ゞ

朝日に照らされる水田は♫

溜息が出るほどの美しさでした。

が、

そうした風情ある景観を

ゆっくり楽しむことなど

そこそこに…

歩き始めるやいなや

一同の視線は、水田ではなく

海岸方向の森

左右周辺の森

…及び

その上方に

注意深く向けられていました。

遠方に小さく飛翔する

様々な鳥類の影を見つけるたび

※カラスやトンビが多い(笑)

「アレは違うよね!?」

「アレ!(トキ)では…」

という言葉が飛び交う。

歩き始めてから10分ぐらい?

経過したころでしょうか?

海岸方向の森上から

それらしき鳥類が

こちらに向けて飛んでくる。

はじめは黒かった影が

近づくにつれ

だんだん色薄れてくる…

いよいよ

我々の左側頭上に迫る鳥…

大きさ、体形、飛び方

そして

グレーがかった体表!!

「間違いなくトキだ」

皆が同時に確信できました。

一同の興奮はピークに達し♬

感嘆の吐息を漏らしながら

視線集中して

その鳥の行方を追いました。

見えなくなるまで…

※そして誰も

写真を撮れなかった(;^_^A

その後も、

周辺をウロツキながら

粘り強く

トキの出現を待ちました。

しかし、現れるのは

カラス、トンビ、カモメ…

厄介なことに

真っ白なサギまで…

実に・紛らわしい

が、

諦めかけたころ

(最初の目撃から

30分ぐらい経過)

左手・遠方

両津港側の森から

また一羽の鳥が

加茂湖方面に向けて

飛んできました。

再び…

素早く検証

大きさ、体形、飛び方

そして

グレーがかった体表!!

「間違いない!トキだ」

と、一同が大合意

今度は、ちゃんと

スマホカメラでも

その姿を撮影できました。

(小さな姿ですが(笑))

この朝の体験…

わずかな時間でしたが

一同が得た学びや記憶は

とても大きかったと思います。

「今回の旅で

 何が一番

 印象的だったか?」

参加者に尋ねたら

恐らく・異口同音に

この朝の出来事を挙げると思います。

遠目ながらも

野生のトキを見ることができた満足感

朝日を浴びた

美しい水田帯歩きの爽快感…

加えて、

この短時間での

いわば『観察体験』を通じて

わかったこと。

トンビやカラス、

カモメやサギ…

「じっと見ていると

 鳥って…

 こんなに

 たくさんの種類がいる」

そして

餌をとったり

つがいで仲良くしたり

敵を威嚇したり

時に

追いかけ・追いかけられ…

「人が気づかないところ

 それも

 あちこちらで

 いろんな鳥が

 いろんな活動を

 展開している」

大自然の多所各所で

多種多様な生き物たちの

必死に生きるための営みが

確実に展開されている…

その実態を

改めて認識しました。

ほぼ全ての神経を集中して

自然に向き合えた…

とても有意義な自然体験だったと思います。

興奮冷めやらぬまま

一同、大いに満足して

宿に帰還。

ひときわ美味しい朝食を

迎えることができました。

そして朝食後は

いよいよ本命…

「金北山」登山へと向かいます。

しかし、

イイことばかりも続かない…

ココでもまた

大いなる苦難が

我々を待ち構えていたのです…(-_-;)

活動報告・2/3回目 以上

(→「最終回」の報告につづく)



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