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月例「早起き♪高尾」開催しました。

◆活動報告◆

6/1(日)

月例「早起き♪高尾」

開催しました。

前日までの雨は上がり

少し肌寒いぐらいの朝…

イイ感じの爽快さに包まれて♫

ハイクをスタートしました。

今回は

この企画には珍しく(笑)

登り:6号路→山頂

降り:1号路→山麓

…という

極めてメジャーな

コース設定。

しかし

本会での大きな目的は

「とある花」を

探すことにありました…

その為、あえて!!…の設定

だったのです。

その花とは…?

『セッコク(石斛)』

ラン科の植物で

日本では本州の岩手県以南から

四国・九州まで分布するそうです。

近年・乱獲によって数が激減し、

特定国内希少野生動植物種に指定され、

無許可の採集や販売は禁止されています。

大木や大きな岩に着生し

赤紫がかった

白い花々を咲かせます。

かつては、山里でも

神社の御神木などに

着生している姿が普通に

見られたとのことですが

今や野生のそれを見るのは

至難の業…

ですが、高尾山では

5月中旬~6月中旬

野生のセッコクが観察できる

貴重なチャンスに

恵まれるのです♪

スタートするや否や

ケーブルカー清滝駅で

人工的に植生されている

セッコクを見学。

セッコクは

どういう姿・形なのか?

まずは、しっかりと

皆の目に焼き付けてもらいました。

掃除をしていた駅の係員さんが

とてもフレンドリーに

我々を敷地内に招き入れてくれました

大木の幹に着生した

愛らしい白い花たちを見て

一同から感嘆の溜息が漏れる…

「コレを

 探すんですね♪?」

一同のモチベーションにも

火が着いたようでした

「野生セッコク」を探索すべく

イザ!!

多目撃地帯の6号路へ…

いつものハイクとは異なり

自身の頭上や、

はるか遠方へと

視線を多く向ける必要があり

皆さん歩き難そうでした

特に

前日の雨で地面の土や岩は

とても濡れていて

足元が滑らないよう

要注意のハイクでした

(゚Д゚;)

そうした

苦労の甲斐もあり…

琵琶滝を過ぎてからほどなく

一つ目のセッコクを発見

遠方の巨木(杉)の枝に

小さくひと固まりになっている

白い花々が微かに見える。

皆から

歓喜の声が上がりましたが

\(^o^)/♬

野生のセッコクは

人の目に触れにくい…

遠く・高い位置、しかも

枝葉に覆われた箇所に

生えているものが殆どで

スマホでは極めて

撮影しにくい…

周囲に

「うまく撮れない(-"-;A ...」と

泣きの声が、少なからず

コダマしていました(笑)

その後は

二度、三度…と

次々に

野生のセッコクを発見…

「こんなに(たくさん)

 咲いているんですねぇ…」

「杉の巨木が

 白い花たちを

 咲かせているみたい…」

森の巨木たちに

密かに纏わりついて

白い輝きを見せる花々たちは

まるで

緑の中に宝石を

散りばめた? …かのようでした。

大山橋へと向かう

いつもの6号路は

紛れもなく

非日常的かつ

プレシャスな時空に

感じられたと思います

普通に歩いている人は

恐らく絶対に

スルーしてしまうでしょう。

観察しようとする

強い意思と注意深さがないと

お目にかかれない

貴重な光景でした。

ひとしきりの

石斛鑑賞を終え

いつものように

ぷち沢登りから

長い階段(急登)を経て

高尾山頂に到達。

山頂でのティータイム時は

女性スタッフが

差し入れてくれた

手作りの「お稲荷さん」が

大好評❢♫

たくさんの石斛に出会えた

満足感もあってか?

お稲荷さんを

おいしそうに頬張る皆さん…

笑顔が弾けていましたよ

帰路でもまた

薬王院境内

薬王院前の大杉並木

ケーブルカー駅付近

1号路の登山口付近…と

事前にリサーチしていた

要所要所で石斛とご対面。

途中

今回の自然体験と

薬王院等が有する

霊験あらたかなる雰囲気に

感激?インスパイア?

…されたのか?

参加者のお一人が

自作の法螺貝を取り出して

皆に披露してくれる…という

実に楽しい

サプライズ?もあったり…

一同とてもイイ心持ちで

清滝駅近くに下山しました。

\(^o^)/

よほど

気分が高揚していたのか?

高尾山口駅での解散前

皆々が我慢し切れず

ビールやサワーを買って

駅前の案内川左岸広場で

(高尾山ふもと広場)

ささやかに乾杯!(^^♪

参加者銘々が

イベントの余韻を

楽しんでくれているのが

手に取るように解りました。

今回参加され方の中には

ハイキング歴の長い方

高尾山にはもう

何回も(何十回も)登っている方

…多々いらっしゃいました。

が、

「石斛のことを

 全く知らなかった」

「知ってはいたが

 まったく見たことが

 なかった」

という人がほとんど。

高尾山なんて

歩き慣れているハズなのに…

「とても新鮮な

 体験ができた…」

「驚きの連続でした」

と評価は上々!!!

高尾山は季節によって

実に様々な表情を

見せてくれます。

いつ来ても楽しめる…

一年中が「旬な❢」

山域なのです。

毎月、異なった顔の

高尾を魅せる

いや

見せてあげたい…

本イベントの企画主旨を

実感していただけたようで

主催者としては

とても嬉しい限りでした。

でも…

頭上に頭を向けすぎて

少し

首が痛くなりましたかね(;^_^A

活動報告 以上


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