◆活動報告◆
2/25(土) 雪山講習会~④ 石鎚山 無事に終了しました。
WITHネイチャー創業以来!? 本州を離れる大遠征(笑)
はるばる四国・愛媛県まで… 遠距離にも関わらず 8名の精鋭たち(スタッフを除く)が 集ってくれました。
当日の天気は晴れ。
麓の伊予西条駅からは 雪をまとった石鎚山の 荘厳で神秘的な姿が見えていました。
誰しもが目をキラキラ輝かせ、
「あんなところに登るんですね…」 (^▽^)
と興奮が冷めやらぬ様子。
が、山の神様の悪戯か?
ロープウェイを使い 石鎚神社・成就社まで行ったところ ご神体である山の姿は雲隠れ…
時折、青空も見え 霧氷の森に射す陽光は キラキラと美しかったのですが
登るほどに雲は厚くなり 山は厳しい表情に変わっていきました。
長い急登を越え 夜明峠に達しても 美しき稜線と迫力の岩峰は 全く見えず…(^^;
さらに雪深き 激しい急登が続き
二ノ鎖を過ぎたあたりからは まさに過酷な道程で 「試練」の連続でした。
幅…わずか 20cm程度のトレースしかない 雪が堆積したトラバース…
足を踏み出すと 雪が崩れて滑落しそう(@@;)
山頂付近に向けて 延々・断続的に続く鉄製階段も 横から雪が崩れ さらに凍結で固まったりしていて
切れ落ちた断崖絶壁を横目に 足場と手がかりを慎重に確認しながら わずかに歩行可能な 「隙間」を通過していく…
足元は アイゼンの噛ませ方
手は ピッケルの持ち方を工夫し
目は 雪の状態や 張り出した木の枝など 周辺状況を虎視眈々と観察…
まさに 全身・全神経を集中させての 歩行を余儀なくされました。
ガイドの事前リサーチから ある程度現地の状況は把握していて
ヘルメツト/ハーネス/スリング/カラビナ… ロープ確保にも備え 装備こそ万全で臨みましたが
やはり その日・そのタイミングで 現場を見ないと わからないことが多い…
雪山でも さほど難易度の高くないコースだった? ハズですが
参加者のほぼ全てが
「マジで 厳しいコースでした(><; 」
「過去・最高の 難度だったと思います(;’∀’)」
…と口にしていました。
しかし、 それだけ「苦労した」ということの 裏返しか?
景色の見えない山頂(弥山)ではありましたが 最大限「努力した成果」の登頂に 皆さん・大歓喜!!!\(^o^)/
その勢いを借りて 弥山から天狗岳へ…?
更なる危険が伴うルートにも 誰一人として怯むことなく チャレンジしてみることにしました。
しかし、残念ながら(;'∀') 天狗岳へのルートは 全く踏み跡のないノー・トレース状態。
急峻な岩と雪がミックスした危険地帯で ひとしきり進んだところで、 ガイドも安全なルートを見い出せなくなり
山頂までわずか約20mというポイントで 引き返すことになりました。
苦境の連続で 景色も見えず
下山もまた 相応のシンドさでした(;・∀・) (※危険個所への逆戻り…ですから)
主催者側としては、正直・若干 「消化不良」の感も残りました(--;
ですが…
イベント終了後、 参加された皆さんの顔は 実に晴れ晴れ… イキイキとしていました。
「まさにアドベンチャー!! スリルも満載で 超・楽しかったです(‘◇’)ゞ♪」
「アイゼン・ピッケルを こんなに駆使したのは初めて… 実にイイ勉強になりました」
「こんな体験… 一人では あるいは、 仲間内(グループ)だけでは 絶対に出来ないです」
…などなど
皆さんこぞって 感動の言葉を口にしてくれたので とても救われた気がしました。 ε-(´∀`*)ホッ
下山後は 参加者・スタッフ全員で 同じホテルに宿泊し
伊予西条駅近くの居酒屋さんで ささやかな 打ち上げをしました。
シックなラベルも神々しい 地元の銘酒「石鎚山」をあおり
瀬戸内海産の新鮮なお刺身を バクバクと… 遠慮なく頬張る!!♪( ̄▽ ̄
この地ならではの 酒と食の美味さを 堪能できたことはもちろん…
皆が全力で、 「ひと仕事を終えた」的 爽快さと充実感に 満ち溢れた時間でした。
飲むほどに、食するほどに 充実感・満足感が湧き出してくる…
皆がどんどん笑顔になる…
(この遠征) 「やってよかった(´▽`)」と… 心底・思えた瞬間でした♪
雪の石鎚山… 来年も絶対にやりますよ~(告知)
そして今度こそ… 蒼天を切り裂く・勇壮な天狗岳の姿を 皆に見せてあげるんだ~!!!d(´▽`b
活動報告 以上
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