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執筆者の写真おっくん

9月12日(土)〜13日(日)中央アルプス・木曽駒ケ岳にて

9月12日(土)〜13日(日) 中央アルプス・木曽駒ケ岳にて 「日帰り」と「1泊2日」(テント泊) 2つのイベントを同時に開催しました。

初日は、天候にも恵まれ ロープウェイで千畳敷に着いた途端に 素晴らしい景色が 私たちを出迎えてくれました。 少し雲を浮かべつつ晴れ渡る空、 所々に高山植物を纏いながら、 立ち連なる急峻な岩壁… 青・白・緑・グレー 4色のコントラストが鮮やかな 千畳敷カールはまるで絵画のようでした。 参加者の中には、 この日初めて2500m超級の世界に触れた人もいて 目の前に展開される圧倒的スケールの景観に 「まさに別世界…信じられない(^^♪)」 「すごい!!… これが高山の景色というものなのですねぇ(@0@)」 …と、序盤から感動しきりでした。 険しい八丁坂を攻略して 乗越浄土から続く美しい縦走ロード 駒ヶ岳山頂から眺める 御嶽山や北アルプスの大パノラマ!! まるで「異次元空間」を行くような 気持ち良すぎる稜線歩き…が続く。 「素晴らしすぎて、言葉が出ません…」 「地に足が着かない… 夢の中で歩いているみたい…」 めくるめく絶景に、参加者たちの 感嘆の声が止まりませんでした。 終盤は、険しき岩峰「宝剣岳」にも挑戦! 本格的な「岩山」につき 今回はヘルメットやハーネスを 必須装備とさせていただきました。 ハーネスを初めて装着する人が多く スリングやカラビナの使い方について 事前講習も行いました。 初めての「急峻な岩場」を前にして 戦々恐々とする人も少なからず… 恐怖のあまり、 泣きそうになっている人もいましたが ガイド2名で、 適宜・ロープ牽引などを施しながら スローペースで慎重に一行を引率し 無事・宝剣岳山頂に立つことができました。 登り・下りあわせても ほんの1時間弱の行程でしたが 「体験の濃さ」は相当だったようで 「怖かった~(><;」と脱力する人もいれば 「楽しかった♪」と興奮している人も… 反応は悲喜こもごも(笑) ですが 険しい道のりを克服した 乗り越えることができた そうした「達成感」の如き感覚は 全員共通のようでした。 宝剣岳山頂で 「日帰りチーム」と 「テント泊チーム」はお別れ… 日帰りチームは、極楽平経由で千畳敷へ) 双方のチームともに とても充実した一日になったと思います。 テント泊チームは 駒ヶ岳頂上山荘に戻り、 優雅に・楽しく…テント場タイム♪ ちなみに、この日 木曽駒ケ岳は、 驚くほど多くの登山者がいて 菅の台バスセンターもバス待ちの行列 ロープウェイも繰り返し臨時便を運行 駒ヶ岳頂上山荘も満員とのことでした。 もちろんテント場も満杯… コロナ禍の影響もあり テント泊の人気がかなり高いようです。 色とりどりのテン幕がひしめくテン場は 夜になれば、ホタルが飛び交うように 美しい灯りで満たされる… 幻想的なイルミネーションを見ながら ホットワインで乾杯♪ サイコロ・ステーキやトマト・パスタなど 山行とは思えないほど リッチなディナータイム(^^♪ ただ、いい景色を眺めるだけでなく 汗をかくだけでもなく… ピークや名所を巡るだけでもない こうした仲間たちと共有できる 「生活時間」を大事にしたい WITHネイチャーなりの拘りです。 「イイなあ♪…こういうの(時間・空間)…」 全員が異口同音に何度も繰り返す。 目も、お腹も、心も…満たされる まぎれもない 「至福の時間」になったと思います。 残念ながら 夜から天候が悪化し、翌朝は雨風が強くなり 星空も、ご来光も さらには、予定していた山行も… 全て断念せざるを得ませんでした。 小雨・強風の中でのテント撤収は 相当にイヤなもの(――; …ですが、 参加者の皆さん・だんだん テント装備の扱いに慣れてきたのか 予定時刻どおりに、きちっと 準備完了していたのが 実に頼もしい限りでした。 雲霧立ち込め視界ゼロ 時折、強い雨風も襲いくる稜線を 足早に抜け ロープウェイとバスを乗り継ぎ 10時ごろには麓の温泉に到着。 雨に濡れた体は冷え切っていましたが 熱い湯で昨日からの汗を流せば 体も気持ちもリフレッシュ♪ いつもの通り、湯上りの宴は 帰路のバス車中(貸し切り)まで続き 各々が様々な想い出に耽りつつ 早くも次なるターゲットを模索しているのでした。 「もっと歩きたかったなぁ…」の声 それは本当にその通りだと思います。 次回は、もっとガッツリ歩きましょうね!? 「星空…御来光…また見られなかったなぁ…」の声 これまた…本当に残念でした(><+) 次こそは! …素晴らしい星空・御来光…見ましょうね!? イベントを開催すれば開催するにつれ こうしてまた「新たな宿題」?が どんどん増えてくる?? ちょいと「心の重荷」みたいな感じを 否めない主催者でした(^^;



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