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3月1日(金)~3月3日(日)スノーハイク♪Special-2024三日連続!!! 雪山づくし~③@越前・南魚沼を開催。今回は、いよいよ三日目(最終日)のリポートです。

◆活動報告◆

3月1日(金)~3月3日(日)

スノーハイク♪Special-2024

三日連続!!! 雪山づくし~③

@越前・南魚沼を開催。

今回は、いよいよ

三日目(最終日)のリポートです。

最終ターゲットは

日本百名山・巻機山。

冬場は

登山口までのアプローチが

雪で覆われるため

夏場より長距離となり

標準コースタイムは

10時間近くにもなる。

…なかなかタフな行程。

朝3時・起床

夜明け前からの出発です。

幸いなことに天気は晴れ。

ただし、午後から

天気が荒れる予報のため

時間的な余裕は

あまりありませんでした。

(※実際、下山直後に

  天気は急変しました)

特に

バックカントリー・スキーで

人気がある山で

この日は早朝から

4~5名の先行者がいました。

ただし、

スキーのトレースは

登山者の歩行では

ズボッと埋まってしまうため

スタート早々から

スノーシューorワカン装着で

歩行を開始。

真っ暗闇の雪原を

ヘッドランプと

GPSを頼りに

恐る恐る

登山口まで進む行程が

今思えば(個人的感想ですが)

一番・ドキドキしたかも

しれません(笑)

1時間近く歩いて

登山口に着くと

夜も白みはじめ

周辺の山々が

美しい姿を見せ始めました。

僅かですがトレースあり。

ただし

スノーシューを履いても

雪深くて歩行が重い。

五合目までの道のりは

急登の連続で

スノーシューだと

逆に歩行困難となる場面も…

苦しい登りでしたが

五合目で稜線が開けると

待望のご来光が登場!

一同の顔に

ようやく笑顔が溢れました。

\(^o^)/

そこから先も

忍耐の登りが続く…

しかし、

名物の天狗岩が

姿を見せたあたりから

登るほどに

振り返りの景色は研ぎ澄まされ

七合目付近までくれば

樹林の遮りもなく

近隣に迫る谷川連峰、

遠くは

頚城山塊や白馬の方向まで拡がる

大展望を

拝むことが出来ました♪

素晴らしき良景に

パワーをもらい

七合目からはいよいよ

この山・最大の急登に挑む。

遠目からは、なだらかに見えて

実際・目の前にすると

斜度が異様にきつい(*_*)

特に冬場の積雪が斜面を覆うと

恐ろしいほどの高度感。

アイゼンとピッケルが

必要不可欠の

ガチンコ登山となりました。

ガイドもアイゼンの

ステップワークを

細かく指示し

滑落しないよう

一歩一歩慎重に登る。

ハイク終了後

「ビビッてしまいました

 ( ´艸`)」

「登りシンドイ!

オシッコ…

 チビリそうでした

 Σ( ̄□ ̄|||)」

「下りのことも考え

 怖くなりました

 (+_+)」

…などの感想しきり。

たしかに、最も辛い

局面だったと思います。

しかし、苦労して

九合目「ニセ巻機山」まで

到達すると

またまた素晴らしい景観が

目前に拡がる\(^o^)/

東方向には

赤城山や皇海山

至仏山や燧ケ岳など

尾瀬の山々

さらにその向こうに

日光白根山など…

南方向は

谷川連峰

(ジャンクションピーク)

あたりから巻機へと続く

稜線の連なりがお見事!

そして

北側・間近に対峙する

巻機山本峰は

絵にも描けないほど

美しい稜線美♪

「こんな景色を

見れただけで

来た甲斐アリ!」

「まさに

感動モノ(´;ω;`)」

と、

一同・大絶賛でした。

辛かった登りで

疲弊した人もいて、

予定時間を少し

オーバーしていたことに加え

あまりに

感動的な景色を見て?

「もうココまでで十分」

という消極的な意見も

飛び出ていましたが、

そうは問屋の

リーダーガイド(笑)

「ここまで頑張ったのです。

 もう少しだけ

 頑張りましょう!

(# ゜Д゜)」

と皆に激を飛ばし、再び

山頂方面を目指しました。

山頂への登り返しは

深雪のため

トレースを踏んでも

予想以上にきつく

皆々の疲労状態を

鑑みると、あまり

無理はできませんでした。

御機屋(巻機山・山標)まで

到達したところで

最高点はもう目前でしたが

ガイドは撤退の判断を

下しました。

「あと40分

時間的余裕があれば…

(-_-;)」

皆々の疲労度に加え

最高点手前の雪だまりや

午後からの天候悪化なども

考えた苦渋の選択でした。

それでも…

御機屋から見えた

迫力ある越後三山の雄姿や

西側の眼下に見下すほどの

ニセ巻機山の優美な稜線は

ここまで来たからこそ

見えた素晴らしい景観。

うっとりと

越後三山を目で追う…

(^ω^)

皆々の表情は

とても晴れやかで

清々しい笑顔に

満ちていました。

天候が崩れる前に

無事下山を完了。

宿舎の雲天さんに

帰還したときは

また温かい囲炉裏端で

熱いコーヒーのサービスあり。

至れり尽くせりの

おもてなしに感謝m(__)m

ついでに

ビールでちょいと乾杯して

「ご苦労様でした(^^ゞ」

この日の山行場面を

各々が頭に巡らせる…

ほんわかした憩いのひととき。

最高点は

踏めませんでしたが

文句なしに感動的、

そして「やり切った!」…

充実感に溢れたフィナーレを

迎えられたと思います。

初日・二日目と悪天候が続き、

多少の苦い思いもありましたが

最終日で大逆転。

きっと

参加された方、どなたかの

日頃の行いが

良いせいでしょう( ̄▽ ̄)

山行のみならず

地元・越後での

数々の旅情にも触れられ

終始・温かい心持ちで

過ごせました。

実に奇跡的で

幸運なツアーに

なったと思います。

何より嬉しいのは

「新潟(越後)…

 凄く良かった(^^」

「また来年も

絶対に来たい(‘◇’)ゞ」

との声が

とても多かったこと。

主催者冥利に尽きます。

スノーハイクSpecaial第三弾も

無事、かつ

成功裏に終了したと

自負できます。

ご参加いただいた皆様

ありがとうございました。

そして

本当にお疲れさまでした。

活動報告・以上



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